⽇野市多摩平の⼩児科医院
あんどこどもクリニック
コラム
Column
朝と昼の寒暖差、子どもは何を着せる?“迷わない”服装の考え方
11月になり、朝はひんやり・昼はぽかぽか。服装選びがむずかしい季節ですよね。子どもは体温調節が大人よりも未熟なので、その日の時間帯や活動量で“ちょこちょこ調整”できると安心です。家庭で使いやすい“目安”をまとめました。
朝と昼で迷ったら
朝のひんやり対策に薄手の羽織り(カーディガン/パーカー/薄手シャツ)があると便利。
日中に暑くなってきたら、脱いで温度調整しやすいのがポイント。
もちろん長袖1枚が心地よい日もあります。風が強い/外遊びが少ない/日中も涼しい予報なら、長袖スタートがラクなことも。
気温の“ゆるめの目安”
子どもの体質・活動量で微調整してくださいね。
・朝10〜15℃/日中20〜24℃:半袖+薄手羽織り+長ズボンが使いやすい
・朝15〜18℃/日中22〜26℃:半袖+極薄カーデ(または薄手シャツ羽織り)
・朝18℃以上/日中25℃前後:半袖ベースに“持ち歩き羽織り”で十分な日も
・朝10℃未満:長袖ベースに薄手羽織りを重ねて様子見
失敗しにくい“3つの確認”
①背中チェック:汗ばんでいたら1枚減らす/ひんやりなら1枚足す
②時間帯の気温:登園・公園タイムの予報を見て、朝と昼で調整を想定
③活動量:運動会練習や外遊びが多い日は“薄く重ねる”ほうが快適
よくあるお悩みにサラッと回答
・「厚手1枚で大丈夫?」
調整がしづらい日があります。薄手を重ねると“暑い・寒い”の波に合わせやすいです。
・「子どもは暑いと言わないことが…」
あります。背中の汗・表情・元気度を合図に、大人がサポートしてあげればOK。
まとめ
「朝は羽織りでスタート、昼は身軽に」という“脱ぎ着で合わせる発想”があると、11月の寒暖差はぐっと乗り切りやすくなります。
その日の予定とお子さんの様子に合わせて、気楽に調整していきましょう。



