さいたま市大宮の⼩児科医院
あんどこどもクリニック
コラム
Column
トイレより汚い?ノロウイルス対策で見落としがちな意外な盲点
クイズの答えは…
③スマートフォン
でした!
寒い時期になると注意が必要な感染性胃腸炎。
年始には埼玉県で集団食中毒の報告もあり、引き続き注意が必要な時期です。
そんな中、今回のクイズの答えは
「スマートフォン」でした。なぜスマートフォンなのか解説をしていきます。
なぜスマートフォンが一番危険なの?
トイレの便器やドアノブは「汚い」と意識されやすく、比較的こまめに掃除・消毒されることが多い場所です。
一方、スマートフォンは、
・1日に何百〜何千回も触る
・手洗い前後にも無意識に触っている
・毎日消毒している人は少ない
という特徴があります。
さらに、トイレにスマホを持ち込むことで、
目に見えないウイルスが画面に付着し、そのまま食事中や調理中に口へ運ばれてしまうケースも少なくありません。
これがいわゆる「スマホ食中毒」と呼ばれる状態です。
ノロウイルスの怖いポイント
ノロウイルスは、
・10〜100個程度のごく少量でも感染
・乾燥した環境でも長期間生き残る
という非常に感染力の強いウイルスです。
そのため、
見た目がきれいでも、少し触っただけで感染につながる可能性があります。
今日からできる予防のポイント
・トイレにスマートフォンを持ち込まない
・食事の前は、手洗い+スマホに触らないをセットで意識
・スマホは対応した除菌シートなどでこまめに拭く
・手洗いはアルコールだけでなく、石けんと流水でしっかりと
特に小さなお子さんがいるご家庭では、
大人のスマホが家庭内感染の入口になることもあります。
「トイレは掃除しているから大丈夫」ではなく、毎日使うものこそ要注意という視点が、ノロウイルス対策の大切なポイントです。
気になる症状がある場合や、ご家庭での消毒方法に迷ったときは、いつでもご相談ください。


