さいたま市大宮の⼩児科医院
あんどこどもクリニック
コラム
Column
元気なのに鼻水?寒空の下で子どもが「鼻垂れ」になる意外な理由とケア
クイズの答えは…
② 正常な反応 でした!
鼻が「加湿」している証拠 でした! (※医学的には「冷気誘発性鼻炎」や「スキーヤー鼻」と呼ばれることもありますが、生理的な反応です)
そと遊びをしていると鼻水が垂れるのはなぜ?
冷たく乾燥した冬の空気をそのまま吸い込むと、肺やのどを痛めてしまいます。
そこで、鼻が急いで水分(鼻水)を出し、吸い込んだ空気に湿り気と温度を与えてから体内に送り込もうとします。
外遊びの時「だけ」なら心配は不要です。この鼻水は、体が外の環境に適応しようと頑張っている証拠。
「室内に入って体が温まると止まる」「鼻水以外は元気いっぱい」なら、風邪ではなく正常な防御反応ですので安心してください。
医学的背景(風邪との違い)
・見極めのポイントは「粘り気」と「タイミング」
生理的な鼻水: 水のようにサラサラで透明。寒い屋外や、ラーメンなど熱いものを食べた時だけ出る。
風邪の鼻水: 時間とともに粘り気が出たり、黄色・緑色っぽくなる。室内でも止まらず、咳や発熱を伴うことがある。
アレルギー: 鼻水だけでなく、目のかゆみやくしゃみの連発を伴う。
鼻水が垂れてきたときは
病気ではないとはいえ、放っておくと袖で拭いてカピカピになったり、肌荒れの原因になります。
拭くときは「ポンポン」 ゴシゴシこすると痛くなるので、ティッシュで優しく押さえるように吸い取ります。
そと遊び前に、鼻の下にあらかじめワセリンを薄く塗っておくと、鼻水や摩擦の刺激から肌を守るバリアになります。
まとめ
冬の「透明な鼻垂れ」は、お子さんの体が正常に機能している頼もしいサインです。
あまり神経質になりすぎず、鼻の下のケアだけしてあげて、冬の外遊びを思い切り楽しんでくださいね。


