さいたま市大宮の⼩児科医院
あんどこどもクリニック
コラム
Column
6月下旬の体調管理、気を付けることは?

梅雨のジメジメした気候と、学校や保育園の行事の疲れが出やすい6月下旬。
家族で元気に過ごすための、お家で気をつけたいポイントをまとめます。
室内の湿度管理とカビ対策
梅雨の時期は、室内の湿度が高くなりやすく、カビが発生しやすい環境になります。特に小さなお子さんやアレルギー体質の方にとっては、カビは健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
・湿度計を活用しよう
まずはご自宅の湿度を把握しましょう。快適な湿度は40~60%程度と言われています。ドラッグストアやホームセンターで手軽に購入できます。
・こまめな換気を心がけて
雨の日でも、窓を少し開けるなどして、定期的に換気を行いましょう。特に、キッチンやお風呂場など、水を使う場所は念入りに。
・除湿器を上手に使う
湿度が高い日は、除湿器を積極的に活用しましょう。お子さんのいるご家庭でも安心して使える、静音タイプやチャイルドロック機能付きの製品もおすすめです。
エアコンの除湿機能も有効: エアコンの除湿機能(ドライ運転)も活用できます。冷房と除湿を使い分け、快適な室内環境を保ちましょう。
・カビ対策の基本
カビが発生しやすい場所(お風呂場、窓の結露など)は、こまめに掃除しましょう。カビ取り剤を使用する際は、お子さんの手の届かない場所に保管し、使用時は換気をしっかりと行ってください。
日々忙しい中で全部を気にかけることは難しいですが、一つでも意識して梅雨の時期を快適に健康に過ごしましょう!