さいたま市大宮の⼩児科医院
あんどこどもクリニック
コラム
Column
インフルエンザ流行期を乗り切る環境対策ガイド
クイズの答えは…
①室内湿度を50〜60%に保つ
でした!
感染機会を減らす“室内の整え方”と基本姿勢について紹介をします。
インフルエンザって?
インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症。
主な感染経路は飛沫感染(咳・くしゃみのしぶき)で、接触感染も起こりえます。
冬に流行しやすいため、日々の環境整備とからだの抵抗力を保つ工夫が大切です。
なぜ「湿度管理」がカギ?
乾燥した空気では、気道粘膜の防御機能が低下し、感染しやすくなります。
そこで、室内は加湿器などを使って湿度50〜60%を目安に。
適切な湿度は気道のバリア機能を支えるため、感染リスクの軽減につながります。
部屋を加湿する工夫
・加湿器を主役に:寝室・子ども部屋に1台。ベッドや布団から1〜2m離し、風が直接当たらない向きに。
・湿度を“見える化”:湿度計を置き、50〜60%をキープ。60%超が続くとカビ・ダニが増えやすいので注意。
・水とお手入れ:毎日水を入れ替え、トレイやフィルターを定期洗浄。におい・ぬめりは要リセット。
・簡易加湿のサブ技:濡れタオルを室内干し/洗濯物の部屋干し(過湿に注意)/加湿器+換気でバランス調整。
まとめ
インフル流行期は、まず室内の乾燥対策を。
「湿度50〜60%」を意識して、毎日の生活環境を整えましょう。


